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【ADI】AD4082: 20ビット、10MSPS、低ノイズ、低消費電力のSAR A/Dコンバータ

概要

AD4082は、高速、低ノイズ、低歪み、20ビット、Easy Drive機能内蔵のSAR A/Dコンバータです。1MHzを超える信号周波数帯域でも92dBFSを超える高い信号対雑音歪み比(SINAD)を維持できるため、高精度で広帯域幅のデータ収集アプリケーションを幅広くサポートできます。特にノイズ耐性や高精度を優先するアプリケーションでは、オーバーサンプリングと内蔵デジタルフィルタリング/デシメーションを組み合わせることで、出力データレートを下げてノイズを低減し、入力アンチエイリアスフィルタの設計を簡素化できます。
AD4082のEasy Drive機能は、シグナル・チェーン設計の複雑さと消費電力の両方を低減すると同時にチャンネル密度の向上と周辺部品選択の柔軟性を実現します。アナログ入力段は、信号入力に伴うキックバック電流を最小限に抑えるように設計されており、コンバータに起因するキックバックノイズを低減します。連続取得アーキテクチャにより、変換サイクル全体を通じて十分なセトリング時間を確保できるため、他の高速データ・コンバータと比較して、ADCドライバのセトリングおよび帯域幅の要件が緩和されます。
AD4082には、低ドリフトのリファレンス・バッファ、ADCコアとデジタル・インターフェース用電源レールを生成するための低ドロップアウト(LDO)レギュレータ、および、デジタル・ホストへの負荷を大幅に軽減できる16KバイトのFIFOなど、システム設計を簡素化する機能を多数搭載しています。さらに、電源、および、リファレンスには専用のデカップリング・コンデンサがパッケージに内蔵されているため、変換性能を最適化しながらプリント基板のレイアウトを簡素化し、ソリューション全体のフットプリント削減に大きく貢献いたします。

 

アプリケーション

デジタルイメージング
細胞分析
分光分析
自動試験装置
高速データ取得
デジタル制御ループ、ハードウェア・イン・ザ・ループ
電力品質分析
音源測定ユニット
電子顕微鏡およびX線顕微鏡
レーダーによるレベル測定
非破壊検査

 

特長

20ビット分解能、ミッシングコードなし

スループット: 10MSPS、変換遅延: 135ns

ノイズ密度: 17.56 nV/√Hz、−161.6 dBFS/Hz

低1/f、低周波ノイズ(0.1Hz~10Hz): 174nVrms

低消費電力: 10MSPS時、標準58.6mW

INL: ±3ppm(標準)、±6ppm(最大)

ダイナミックレンジ: 94.7dBFS

SNR/THD

94.4dB(代表値)/−114.5dB(代表値)(fIN = 1kHz時)

93.8dB(代表値)/−103dB(代表値)(fIN = 1MHz時)

Easy Drive

6Vp-pの差動入力範囲

連続信号取得

入力電流を線形特性化: 5μA/MSPS

低ドリフトのリファレンス・バッファおよびデカップリング内蔵

VCM生成機能を内蔵

デジタル機能とデータ・インターフェース

変換結果を一時保存する16KバイトのFIFO

最大210デシメーションのデジタル平均化フィルター

SPI通信設定

データ・インターフェースを設定可能

シングルレーン、DDR、シリアルLVDS、レーンあたり200Mbps

デュアルレーン、DDR、シリアルLVDS、レーンあたり100Mbps

シングル/クワッドレーンSPIデータ・インターフェース

パッケージ

49ボール、5mm×5mm CSP_BGA、0.65mmピッチ

電源デカップリング・コンデンサを内蔵

動作温度範囲: -40℃ ~ +85℃

 

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