
【SII】世界最小サイズ(1.0×0.8×0.32mm)と低ESRを両立した音叉型水晶振動子「SC-10S」をリリース。
セイコーインスツルより、世界最小サイズ(1.0×0.8×0.32mm)と低ESRを両立した音叉型水晶振動子「SC-10S」がリリースされました
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スマートリングやスマートウォッチなどのウェアラブル機器、IoTデバイスなどの小型化が進む中、それらに搭載される電子部品にも高密度実装、省電力、高性能が求められています。
こうしたニーズに応えるため、独自のフォトリソグラフィー技術を活かし、従来品比で実装面積を33%削減した世界最小サイズ(1.0×0.8mm)の音叉型水晶振動子「SC-10S」の開発、量産化を実現。
1.世界最小サイズの実現
水晶ウェハ上に微細なパターンを形成する独自のフォトリソグラフィー技術により、音叉型振動子(32.768kHz)としては、世界最小サイズ(1.0×0.8×0.32mm)の高精度加工を実現しました。
2.低ESR(90kΩmax.)の両立
小型化に伴い通常はESR(直列抵抗値)が上昇する傾向にありますが、当社独自の設計技術、製造技術により、従来品と同等の低ESR(90kΩmax.)を維持しています。
3.高い耐衝撃性と周波数安定性
衝撃や振動の多い環境下でも高い周波数安定性を確保し、信頼性の高い動作を実現します。



